KNOW-HOW | YUTORI

KNOW-HOW

収納のノウハウ

ゆとりがあると
暮らしが変わる。

ゆとりのある暮らしに欠かせないのが、ライフスタイルをもとにつくりあげる「収納計画」。
スペースを細部にわたり有効活用する創意工夫で、ゆったりとした毎日をあなたに。

KNOW-HOW01

アイロン台の場所

家事の中で億劫と感じられる作業の上位に位置するアイロンがけ。その煩わしさを楽しさに変えてしまったのが写真の住まいです。
ポイントはファミリークロゼットの中に特注でアイロンがけの作業台を設置したこと。天板は奥さまが時々利用され、使い勝手がいいと感じられていたコインランドリーの作業台と同じ高さに。日ごろ使い勝手の良いものを参考にしながら、プランに取り込むことも大切です。
洗濯動線にもこだわっています。脱衣室兼洗濯コーナーとバスルーム、洗面台と物干し用のバルコニーがひとつながりのレイアウトで、ファミリークロゼットに取り込んだ洗濯物をすぐアイロンがけできるのが便利です。

KNOW-HOW02

階段下収納

収納のノウハウとしてもっとも基本的ですが、意外に忘れがちなのが階段下空間の活用です。
ポイントは階段の傾斜に合わせて、背の高い収納、背の低い収納を組み合わせること。写真のお住まいで注目したいのは、玄関を入ってすぐの背の高い階段下空間をトイレとして活用し、背の低い収納スペースには小物を上手に分散収納されています。
また、リビング階段横のテレビ収納家具には縦長の収納スペースを設け、スティック型クリーナーや掃除アイテムを格納しています。一番下の空きスペースもロボット掃除機の発進基地になるように活用します。

KNOW-HOW03

大容量
シューズクローゼット

どんなに素敵な家を建てても、玄関先に靴があふれていたら台無しです。
そこでおすすめしたいのが大容量のシューズクロゼット。玄関土間の脇の2畳余りのスペースを活用し、家族全員の靴(写真の場合約80足)が置けるラックと工具などを収納する棚を組み合わせて設置されています。
靴だけでなく、外出用の上着やベビーカー、防災リュック、バッテリー、鍵、印鑑など、その場所で必要なものを考えた収納に配慮します。旅行用のスーツケースの収納スペースもデッドスペースを活用してしっかりと確保します。

KNOW-HOW04

玄関収納

収納を考える上で大切なことは、デッドスペースをいかに抑えるか、言い換えると「このスペースを活用できないか」を考えることです。写真のお住まいでは玄関へのアプローチ(玄関ポーチ)の階段下にも玄関収納が組み込まれています。
ちょっとした収納空間ですが、造り付けで設けるかどうかで使い勝手は変わってきます。何よりも玄関周りの表情をスッキリと保つことができ、暮らしの満足度は高まります。この玄関収納には車のメンテナンス道具やアウトドア用品の格納など、アイデア次第で活用の幅は広がっていきます。

KNOW-HOW05

小物収納

毎日の生活を快適にする決め手は、乱雑になりやすい小物たちの定位置を確保することです。
キッチンや洗面化粧台などの収納は、出し入れの激しい小物が多い分、特に重要となります。例えばキッチンは調理に使いやすい収納だけでなく、キャビネットのダイニング側にも日常に必要な小物、ハサミや筆記用具、メモ帳、薬類などを収納することができます。写真の住まいの場合、キッチンのバックヤードにも大容量のパントリーが設けられている点がポイントです。
そして、洗面化粧台には収納ノウハウが凝縮しています。ミラーの裏側、アンダーシンクを収納にフル活用しているほか、ドライヤー用のコンセントやゴミ箱まで引き出し内に格納されています。

KNOW-HOW06

整理収納の考え方

整理とは、不要なモノを取り除くこと。収納とは、必要なモノを使いやすくしまうこと。本来やってしまいがちな、「不要なモノをしまい込む」ということはNGです。
必要なモノ、好きなモノがすぐに出せてすぐにしまえることは、時間もお金もムダにせず、心地よい暮らしにつながります。
そんな暮らしをハード面からサポートするために、「 YUTORI 」が生まれました。
整理収納しやすい家づくりで人生を豊かにするお手伝いをします。

出す

どこかを片づけたい時は、その中のモノを全部出します。モノの総量と重複、持ち方がわかり、必ず気づきがあります。


分ける

整理収納の要が「分ける」こと。まずは出したモノを、使っているモノ、使っていないモノに分 け、次に使っているモノだけを更に分けます。分け方は、種類別・人別・場所別など様々。

しまう

分けたモノを、使用頻度や動作・動線を考慮してしまう場所を決めます。モノの大きさに合った収納用品を選び、定位置を決めます。